1.タンザニア
2.マダガスカル
3.マレーシア
4.中国
5.グアテマラ
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《Get the World!!!》

 本校では、毎年2年生を対象に国際理解教育講演会を行っています。あらゆる分野で国際化が叫ばれているこの時代、「世界」に目を向けることは非常に重要です。そして、その「世界」とは、テレビや映画に出てくるようなアメリカやヨーロッパだけではないということを是非知ってほしいと思います。

 今回の講演会は、JICA(国際協力機構)JICA中国で行われている出前講座で、青年海外協力隊員として活動されていた5名の方々を講師として、お招きしました。1講座30名前後の少人数で講演を聴いて、中身の詰まった多くの事を学び取ることが出来ました。

1.「アフリカで、タンザニアで、生きていくということ」    監物かおりさん (看護師)

 タンザニアの村で看護師として活動された2年間の体験を語っていただきました。

 「電気なし」「水なし」のサバイバル生活や、薬や設備が十分整わない環境で医療活動を行うことへの葛藤と焦り。そして命の誕生や子どもの健康を守ることの大切さ。日本の日常とは大きく異なる生活に、マイナス面のみではなく、プラス面も感じた生徒の声は、「豊かさというのは、富や名声とはまた別のところにあると感じた。」という意見に凝縮されています。
2.「国際協力のはじめのはじめ」マダガスカル    岡崎有香さん (エイズ対策)

 「途上国」のイメージとは?という疑問をスタートに、「本当に必要な支援とは何か?」ということをしっかり考えさせてくれる機会となりました。

 また、マダガスカルで行ったエイズ対策の支援活動を映像と写真をたっぷり使って紹介していただきました。生徒たちは「単に物質的な支援だけでなく、知識や技術など後に残っていく支援が必要」ということを再認識できたようです。
3.「マレーシアって素敵〜海外で過ごした2年間〜」    光島 宏美さん (作業療法士)

 マレーシアのジャングル地域の村を巡回しながら、障害者に対して行った支援活動についてお話をしていただきました。

 マレーシアの文化・民族・環境など、多くのことを教えていただくと同時に、「夢を持って生きる大切さ」もしっかり伝えていただきました。 ワークショップを交えながらの講義に多くの生徒が感動しました。
4.「中国でみつけたキラキラ」    吉田絵美さん (日本語教師)

 近くにありながら、案外知らない部分が多い国、中国。中国を支援する意義について日中関係を交えながらお話しをしていただきました。

 また、中国のトイレや列車などの生活情報や中国の高校生の様子、そしてミニ中国語講座と盛りだくさんの内容に触れ、中国への新たな視点を得るとともに、中国への理解が深まったようです。
5.「グアテマラでの村の生活と診療所での活動」    片岡徹也さん (看護師)

「グアテマラという国名は聞いたことがあるけれど、どこにあるのかわからない。」と言う生徒が多い中、グアテマラについての基本的な知識を教えていただくことからのスタートでした。

 グアテマラ山間部の診療所で看護師としてどのような活動をしたのか、また、現地の生活の様子などを通して、「健康に暮らすことの大切さ」を語っていただきました。
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