BACK
昔の着物から
生まれるあたたかい
ちりめん細工
新町商店街
ちりめん細工の店
かわかみ
真庭郡勝山町勝山
 
凛々しい字で「ちりめん細工の店 かわかみ」とケヤキの木に。




『川上タンス』を創立されて、今は4代目のご主人。昨年から、古布を使って作られている”ちりめん細工”の販売を始め、店の雰囲気も明るくなり、お客さんの数も増えているそうです。店に置かれている”ちりめん細工”のほとんどが手作りで、ひとつひとつにとても心がこもっていて温もりがありました。ちりめんに込められた思い、勝山の町への思いなどをお聞きしました。



仕事での苦労は何ですか??
 
”ちりめん細工”は手作りだから動物などの表情を同じにするのは難しくて、また、人形の配置・景色を決めるのにとても悩みます。
もっと、ディスプレイを研究しなければならない!!と日々考えているのですが、なかなか難しいですね。



元気になる言葉は何ですか??
 
”ちりめん細工”を見られてお客様が「すごくかわいい!!」や「とっても上手ですね!」と言ってくださることがとても嬉しく、それを聞くだけで元気になり、次の作品を作る意欲が出ます!!
かわいい作品を作ることができるのはお客様の力もあるのかもしれませんね。

それだけ、お客様の一言一言が私たちの原動力になります。


綺麗にディスプレイされた店内
仕事で心がけていることは何ですか??

この店にある商品は半分以上が手作りなので、他にはないような可愛い作品を作るように心がけている!!
既製品にはない温もりを出したり、生地の色合いや組み合わせなどにとても気をつかって考えています。
少しでもお越しになられたお客様に喜んでいただけるような作品を作るよう日々努力していますね。


お店の元気スポットはどこですか?
 
今は、「スポット」とまでは行ってないけど、これからディスプレイを研究して、もっといい店にしていきたいと思っています。
今、
お店の外にちょっとした庭を作っていて、庭があるのとないのでは、お客様の人数が違うぐらい、ディスプレイは大切ですね。作品の置き場をもっと考えてこの店全体が元気スポットになるようにしていきたいと思っています。




今と昔で変わったことはありませんか?

 ”ちりめん細工”を始めたことでお客様の人数が増えました。
タンス屋だけの時は、「お祝いの時」や「引越し」にしかお客様は来なかったけど、”ちりめん細工”を始めて、お土産などで買っていってくれる人もいて、お客さんの数が増えました。
あと、ちりめんを通して趣味の合う人が来てくれるので、友達がとても増えました。
”ちりめん細工”を始めてから、色々大変で忙しいけど
毎日が楽しくなりました。 

なごみ空間!!





勝山の魅力は何ですか??
 
私は住んでいて、あまり気づかないのですが、勝山に観光などで来られた方は、「温かくて、いい町だ。」と言ってくださいますね。来られたお客様が「勝山」が魅力のある町ということを気づかせてくれます。
自然豊かで、心が落ち着くし、とても安らげる
雰囲気のいい町ですね。
観光客を温かく迎えてくれる勝山町の
おもてなしでもありますね!
また、
のれんの魅力もあるんだと思います。



勝山の町並み。自然であふれています
もうすぐ真庭市になりますが、勝山への想い、残していきたいものはありますか?

 観光に力を入れている町なので、観光名所や観光客が衰退しないように、今以上に盛り上げ、もっと、お土産や花などを置いて、美しく、人通りの多い町にしようと思っています。
町並み保存地区とは通りが違うけど、この檜舞台通りも観光客が来られるように、お土産を増やしたり、色々提案を練っているところですよ。



勝山に住んでいながら、じっくりと見ることのなかったちりめんのお店。
昔の古い着物から生み出されたちりめんに勝山のあたたかさを感じました。本当に素敵な町です。


BACK