BACK
ネット販売の達人！勝山情報案内HPもお任せあれ
町並み保存地区に入ってすぐ	ウィンドーに飾られていたきんもくせい勝山への「愛」を感じます。
町並み保存地区に入ってすぐの時計店。勝山町についてインターネットで調べてみると「勝山情報案内」というすごいページを発見！森本時計店の方が作られているみたいで、なにか勝山耳より情報はないかしらということで早速、お邪魔しました。創業のきっかけを教えてください。創業は明治時代とのことだけど、はっきりしないので大正元年と言っていたんです。そのころは時計のある家はわずかで、真庭郡・阿哲郡・苫田郡内を廻って修理をしていたそうです。昭和になって店舗を構えて修理・販売をして、現在は三代目が店売り、四代目の私がインターネット販売を主にしています。
仕事の上での苦労を教えてください。人口の減少かな。それと若い人も少なく、ケータイ電話があるため、時計店までは来られない。ネット販売での苦労は、いかにお客様に安心していただくか。顔が見えない分、やっぱり安心していただけるようにしないといけないから。仕事の上での喜びを教えてください。それはもちろん、商品が売れたらうれしい。あと、古い時計を直すと喜んでいただける。（直せるのは勝山以北ではうちだけ！）ネットの方だと、やっぱりお礼のメールをいただくことかな。	信頼ある認定証ズラリ・・・
勝山の魅力を教えてください。落ちついた町でもあるし、行事ではにぎやかで喧嘩だんじりなどの祭りがあるのが魅力かな。それに人情のある町だと思う。 *元気になる言葉を教えてください。* 難しいなぁ。嬉しいなら「ありがとう」の言葉だけど・・・。元気とはまた違うしなぁ。でも喜んでいただいたら元気になるし・・・こっちが元気をあげて元気をもらう感じかな。
	これが元気商品の振動時計。枕の下に入れて寝る、必ず起きる。かなり激しい・・
お店の元気商品を教えてください。元気商品といったらまぁ時計かな。珍しいのは振動時計！最初は聴覚障害者用に作られたものだった。補聴器メーカーが作っているんよ。携帯式もあるよ。これなら単身赴任にもいいから春ごろとかに良く売れるかな。こんな商品みんな知らないし、勝山だとここくらいしかない。それに、ネット販売でも好評。あと、声で起きれる、声が録音できる目覚まし時計。だいたい、贈り物に使われることが多い。そのほか、限定商品で時計が３つもついたのがあって、９９９個限定（オリエント時計）。注文して２～３ヶ月待ち。BOAモデルの時計は５０１個。手巻き・自動巻きの腕時計もあるよ。
お店の元気スポットを教えてください。表のケースに「新製品や限定商品」を季節ごとに並べ変えています。右側の時計は当店オリジナル。写真を持ってきてもらったらできますよ。一つどうですか？記念にもなるし。これは洋服のボタンの会社が作っているので剥げないし、丈夫です（機械は時計会社製）「勝山情報案内」というホームページを作られていますが、その反響は？そして、今、ホットな情報はなんですか？う～ん。時々「勝山でいいとこないですか？」と聞かれますけど・・・森本時計のホームページの方が主なので、手が回らないし、情報が新しくないとできない。あればすぐにでも紹介します。ホットな情報はもうすぐある喧嘩だんじり！！店は１０月１９日・２０日と休むからちゃんとホームページにも出しているし、地元の人はよく知っている。休むことを（笑）	ディスプレイに飾られたオリジナル時計。目覚まし時計も色々あるんだ。じっくり見ていくと楽しい。
*ひな祭りやだんじりなどに参加されますか？どんな感じですか？* ひな祭りは、三代目がお茶の教室をやっているから城内でお茶をしますね。あと、お店では雛人形を飾りますね。うちは時計店なんだけど、その時季になると、カメラのフィルムを求められるお客さんもいて、フィルムも売っていますね。それと、祭りは・・・参加してますよ。もちろん！！中若連副総代やってますよ。６年目です。主には裏方。中若連は古くからだんじりがあるし、昔から「けが人が出たら、喧嘩だんじりには出ない」と決めています。この祭りのために地元から出て行った人も帰ってくるんじゃないんかな。最近は、女の子も法被着て、江戸ばらして、「おいさぁ、おいさぁ」ってようるけん、ホンマにぎやかじゃ。この時計店の前で、けんかをするからよく見えるで。
*来年から真庭市になりますが、勝山への想い、残してゆきたいものを教えてください。* 真庭市になるんで「勝山喧嘩だんじり」の勝山を残していいのかというのが議論になったけど、やっぱり昔から勝山でのものだから、そのままで残しておこうということになったなぁ。あと、お雛まつりとか、とにかく古いものはいつまでも残って欲しいですね。	準備中の中若連のだんじりです。　　森本さんは大変、お忙しそうでした。明日からの勝山まつりを静かに待つ町並み保存地区
私は二つのお店を訪問しましたが、どちらのお店も勝山を心から愛し、誇りを持っていることが分かりました。そして、お客さんのことを考えた店の工夫もたくさんあり、勝山の人っていいなと思いました。	BACK