平成18年度高校生による県産材を利用した「木の潤い空間」整備事業において、7月に本校の提案が見事採択決定されました。
今年度はリビングデザイン(家庭科)選択生を中心に企画提案をしており、コンセプトは、食堂をリフォームして木材の良さを存分に味わうことができ部活動・生徒会のミーティングや昼食時間の憩いの交流空間として、さらには同窓会会員・保護者・生徒の展示ギャラリー等幅広く活用できる多目的空間です。
8月中旬から設計9月から打ち合わせに入り、12月末日完成し、1月16日に完成式が行なわれました。当日は、県教育庁、岡山森の大使を始めとして大勢の来賓の方々のご出席をいただき、学校側からも校長、生徒会、リビングデザイン選択生徒、1・2年生各HR代表、吹奏楽部生徒の出席者で盛大な完成式となりました。
完成式・多目的室(愛称:なごみ)の様子 | ||
1月16日(火)13時から13時40分まで、岡山県教育庁教育次長 神田益穂様をはじめ県財務課、岡山森の大使、太田建築設計事務所様、岡本建設様の来賓8名をお迎えし、本校代表生徒45名、教職員11名の参加で実施しました。 会場となった多目的室(愛称:なごみ)の北側壁面にある美術・書道の素晴らしい生徒作品が式に彩りをそえていました。生徒会副会長の開会挨拶、吹奏楽部のファンファーレに続き、校長挨拶、生徒を代表し生徒会長の堂々とした挨拶がありました。 来賓を代表し教育次長より御祝辞をいただきました。引き続き、岡山森の大使より記念プレートの贈呈が行なわれました。 リビングデザイン選択生徒による経過発表後、吹奏楽部による木管アンサンブル演奏会がありました。木管の音色が木の潤い空間『なごみ』、そして参加者の心に響きわたり、とてもすばらしい会となりました。 1月17日(水)から、生徒の利用が始まりました。大切に使っていただき、生徒をはじめ同窓会の皆様、保護者、先生方の『なごみ』の空間になってほしいと思います。 |
||
完成までのあゆみ | ||
◇企画書・提案理由書の作成 (4月〜6月) リビングデザイン選択生徒が、プレゼンテーションに向けて企画書、提案理由書を作成しました。 提案理由書の作成に向けての取り組み @取材活動の実施( 岡山県美作県民局真庭支局森林課) A地域の専門家の意見を聴く(植木先生) Bリビングデザイン新聞の発行 Cデザインを創造する |
||
◇プレゼンテーション発表への参加 (7月) 代表者2名で、今までまとめたことを、プレゼンテーションの場で精一杯発表しました。質疑応答にも十分に答えることが出来ました。 |
||
◇採択決定通知式への参加 (7月) 参加校7校の中から、見事に採択され教育長から採択決定書が渡されました。 |
||
◇工事に向けての打ち合わせ (8月〜9月) 施工業者との綿密な打ち合わせが行なわれ、実際の工事に関する最終的な決定が行なわれました。 |
||
◇着工 (11月〜12月) 1月の使用開始にむけて、連日工事が行なわれていました。 |
||
◇完成記念式 (1月) 来賓の方々、生徒、教職員で素晴らしい完成式を行いました。(上記参照) |
||
◇全校生徒へのお披露目・利用開始 1月17日から一般利用が開始されました。見違えるように美しくなった多目的室の快適で安らげる空間に評判も上々です。 文字通り「潤い空間」としての利用ができることでしょう。 |
Before | After |