講 師 職 種 |
講 師 (敬称略)
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講 座 名 ( 内 容 ) |
医療ソーシャルワーカー |
(財)津山滋風会 津山中央病院
医療福祉相談員 古谷 智美 |
医療ソーシャルワーカーとは?
社会福祉とは何か?という幅広いテーマについて、具体例や体験談をふまえながら、大変わかりやすく話してくださいました。
現場での患者さんたちとの応対に関してのお話は、実際に経験されたことに基づいての実例説明だったので非常に為になるものでした。
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大学教職員 |
島根大学 教育学部
准教授 藤井 浩基 |
自分の感性を信じて−私の音楽教育・研究活動−
”大学教員”−自由で気楽な仕事のように思われがちですが、”研究の成果”が全ての職業です。24時間営業といっても過言ではありません。
この道に入ったのはたわいもない「きっかけ」から。それに出会った時の新鮮な気持ちは今もまったく変わっていません。
「自分の感性」を信じることについて、進路を考える時期の高校生に熱く語ってくださいました。
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研究者 |
山田養蜂場
研究員 雪吉 晃子 |
農学部を卒業したら何ができる?
まず、テーマの最初として「農学部」でどんな事を習い、どういう風な実習があるか、そして就職する業種はどうなのか。など御自身の大学生活を例にお話いただきました。
そして、現在の職場へ入ってからの貴重なお話を聞くことが出来ました。特に研究開発部門に在籍ということで、「学術情報の収集」「有効成分の分析」「薬効評価」「分析技術の開発」「製品の開発」「研究情報の発信」など、専門分野にかなり深く入ったお話でした。そして、その研究開発が5年、10年後の製品への種となるとの事でした。
また、研究段階でうまくいかなかった結果をどう生かすかを考えて成功につなげる事が大事だと、研究者としての心構えも伺うことが出来ました。
最後に、高校生の間にどういう風な勉強をしていると後々役立つかをご自分の事を振り返りながらお話していただきました。
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大学教職員 |
新見公立短期大学
准教授 杉本 幸枝 |
看護職への道
まず、医療に関係する様々な職種を紹介していただきました。そして、看護職に進むための道筋として、四年制大学・短大・専門学校などで取得可能な資格についても教えていただきました。その他、助産師の少なさ、看護師の種類についてなど普段なかなか知ることの出来ない貴重な情報を得ることが出来ました。
また、現在は看護師の活躍の場は非常に多く就職に困ることはない。しかし仕事は大変である。だが、魅力もやりがいも大変大きいものがある。と様々な方向からの解説が聞けました。
最後に、新見公立大学の3年間の様子がまとめられたDVDを拝見し、大学生活の様子をうかがい知る事が出来ました。
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教育行政(高校教諭) |
岡山県総合教育センター 教育経営部
指導主事 竹内 成長 |
カッコいい大人とは
先生の仕事は非常に大変であるが、楽しみに満ち溢れた仕事である。
みんなの可能性は無限にあふれている。あきらめずにがんばれば夢も見えてくる。
だからこそ、その可能性を応援する先生という仕事は楽しくて仕方がない。
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アナウンサー |
グループトーキング・アイ
アナウンサー 村松 美保 |
わたしが喋るまで
フリーアナウンサーとして大活躍の村松美保さん。勝高の誇るOGです。まずは高校時代から現在に至るまでの道のりをお話くださいました。
後半にはトークのテクニックをワークショップ形式で教えてくださいました。「必要なことは、必要なときに、必要なだけやってくる」前向きに生きていこうという元気をいただきました。
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検察官 |
岡山地方検察庁
検事 関根 將弘
検察事務官 池田和宏 ・ 柴田圭介
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検察庁の仕事
関根検事、池田・柴田検察事務官の3名の講師の先生が来られました。まず関根先生が検事の仕事についてお話しくださいました。事務官の方とペアで仕事をされていて、ほとんど一緒に居られるそうです。ただ、ドラマのように1つの事件に多くの時間を割いているわけではなく、同時に複数の事件を抱えられているそうです。2年位で転勤があり、北海道から沖縄まで日本中を回られるという事です。
続いて池田先生が検察事務官の仕事についてお話いただきました。ちなみに、池田先生は本校のOBでいらっしゃいます。事務官は捜査部門・総務部門・検務部門と分かれていて、数年で担当が変わられるそうです。県の職員として採用されているので検事のように遠くへの異動は無いということでした。
最後に、今年から開始された裁判員制度について色々説明してくださいました。
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地方公務員 |
真庭市役所 産業観光部 バイオマス政策課
上級主事 森田 学 |
真庭の魅力を伝える仕事〜賑わいと安らぎの杜の都を目指して〜
真庭市役所に入った経緯、市役所の業務内容、バイオマス政策課の仕事を説明してくださいました。
新エネルギーとしてのバイオマス、産業振興政策として、地域の企業と密接に結びついた仕事の一端を紹介していただきましたが、真庭を誇りの持てる地域にするために、働いている様子が良くわかり、公務員志望の生徒に良い刺激になりました。
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会社経営者 |
有限会社 エコライフ商友
代表取締役 河野 慶治 |
環境リサイクル事業への取組について
創業は昭和52年から。当初はし尿の処理を中心に行っていたが、環境リサイクルへの進出を始めた。
現在は真庭市湯原での植物性油でのディーゼルエンジン車の使用を中心に様々な環境リサイクルに取り組んでいる。このことで地域へも貢献でき、会社のイメージアップにもつながり、社員が仕事への誇りを持つようになった。
この様な活動に於いて、様々な人とのコミュニケーションや、目標を持つこと、考えることによってアイデアを引き出すことなどが大切であり、高校生の皆さんにも参考にして欲しい。
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環境カウンセラー |
アセス株式会社
代表取締役 藤本 晴男 |
環境で未来をつかめ
社会人になるにあたって、必要なことを親切丁寧に話していただきました。以下に箇条書きで掲載いたします。
1.県北にいても頑張れば、なんとか(有名に)なる。
2.成功のヒントは(どこにでも)必ずある。
3.ターゲット(進路)はより早く決めたほうが良い。
4.世の中”たなぼた”は無い。
5.継続力は力なり。
また、環境カウンセラーとして環境についても、興味深く話していただきました。一人ひとりの地球温暖化対策として資料を用意され、家庭で出来る取り組みを話されました。その取り組みで、年間4万円程度節約できるようです。早速家に帰って話をしようという生徒もいました。
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研究者 |
岡山光量子科学研究所
研究員 阪口 真 ・ 岩城 貴史 |
研究者とは何か?〜理論物理学の研究から見えるもの〜
まず、研究の目的として「知識を生み出す。」「 解けない問題を解く。」「方法論の確立されていないところで方法論を作り上げる(いきなり正解を得ることはできない)。」というお話をされました。
内容的には、生徒たちにはなかなか難しかったようですが、研究者とは何か?というお話では「興味のあることを一所懸命やる(研究の基本)」「 「なぜ」を大切にする(研究の出発点)」「無知を知る(学びながら研究すること)」「人の話、書物を鵜呑みにしない(研究の基本的スタンス)」などの基礎となる考え方は興味を示していたようでした。
また、研究を通じて、わからない事柄が解明できたとき、研究の意義、価値、達成感を感じることができる。研究にはどんな可能性が秘められているか解らない。したがって、実利面よりはむしろ学問としての意義を重要視している。と研究者らしいご意見も伺えました。
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大学教職員 |
山陽学園大学 総合人間学部
准教授 清水 律子 |
語学を活かす仕事
大学の英語教員である先生の立場として、「英語力はあってあたりまえ。」「仕事力[(表現力・説明力・指導力・研究する力・論文を書く力・コミュニケーションをとる力(特に国籍、年齢の異なる人とでも)]」が必要であるということでした。
そして、現在の大学教員に至るまでに、まず『興味』を持ち、『行動』して『やりたいこと』をする。そして『新たな興味』をもち『本当にやりたいこと』を見つけたという事でした。また『興味』は働きかけなければ育たない、『行動』することでやりたいことが生まれる。と、常に行動することが重要であると仰っていました。
また、人生として「選んだことが正しかったか、正しくなかったか」という風に考えるのではなく、「正しかったといえる努力が大切」と大変深いお話でした。
そして、「英語を活かす仕事」に対して、「一生学び続ける覚悟が必要」と締めくくられました。
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