鼓山祭
3日間かけて行われる文化祭・体育祭。生徒が主体となって作り上げる、勝山高校最大の学校行事です。各学年を、赤団・青団・黄団の3チームに分け、1・2年生を中心に準備・運営を進めていきます。
鼓山祭準備(6月~9月上旬)
・スローガン発表
全校生徒から鼓山祭のスローガンを募集し、中央委員会で決定します。

・結団式
各団ごとに生徒が集まり、団長の掛け声のもと、鼓山祭優勝に向けて士気を高め合います。


・各団での準備
鼓山祭当日が最高の1日になるよう、みんなで力を合わせて準備します。





・クラスTシャツ
各クラスで、個性豊かなクラスTシャツを作成します。Tシャツのカラーは、赤団・青団・黄団に合わせています。クラスTシャツを着ると、みんなの心がぎゅっとまとまりますね!



鼓山祭 文化の部
◆ステージ発表
<パフォーマンス部門>
ダンスを発表



<劇部門>
演劇を発表



◆展示部門
ゲームコーナーやインスタ映えスポットなど、各団ごとに工夫を凝らした展示を行います。



◆各文化部・各種委員会の展示



◆吹奏楽部・書道部のパフォーマンス
楽しいパフォーマンスをおこなってくれ、毎年大盛り上がりです!!



◆うちわ
毎年、美術部による作品がデザインされた、うちわを作っています。アツい鼓山祭を乗り切るための必須アイテムです。かわいくデコレーションをしている生徒もいますよ!裏面には、プログラムも掲載されているので便利です。


◆ビジネス科・PTAによる出店


鼓山祭 体育の部
◆パネル
岡山県一の大きさを誇るパネルを団席に飾り、体育祭を盛り上げます。



◆応援合戦
各団で切磋琢磨しながら、出来栄えを競う。全校生徒で応援する姿は迫力があり圧巻です。



◆競技の様子














鼓山祭について(校長 池田浩規)
学校の歴史は110年以上あるのに、鼓山祭はなぜ第1回目の開催が、2000年なのでしょうか。
この記述は校長池田が、勝山高校在学中に当時の先生方から聞かされた話を基に記し、第1回鼓山祭開催については当事者として正確な記述になっています。
真庭・勝山地区はお祭り処、昭和40年代には学校祭も盛り上がり、かなりヒートアップしていったようです。年々趣向が凝らされ、学校祭は盛んになっていったそうです。
学校祭が行われるのは9月上旬、就職試験が始まる時期であり、4年制大学進学者にとっては追い込みが始まる大切な時期です。その時期に3年生が学校祭にのぼせ上がることを先生方は嫌ったようです。 そのため第1回鼓山祭が始まる平成12年まで体育祭は「体育会」、文化祭は「文化発表会」という名称で開催され、音楽バンドの参加が禁止されているなど抑制された形での開催となっていました。
時は流れ、平成10年代。多くの進学主体の高校が学校祭について文化祭と体育祭を連結させて3日間で行うようになってきました。開催時期は9月上旬。名称も各校にゆかりのある地名や校訓などが使用されました。
当時の生徒課長、谷合先生を相談役として頂き、若手のリーダーであった生徒会主任樋口俊通先生を中心として「会」から「祭」への移行と検討がなされました。現在の形に持っていくには大変な苦労がありました。樋口先生を中心として周到・綿密な準備が行われ、第一回の鼓山祭にこぎつけることが出来ました。
応援合戦は毎年洗練され、岡山県内でもトップレベルの学校祭として今に至っています。また名称は本校の裏山にある太鼓山からとっています。この名称は教員誰一人反対する者もなく、また積極的な提案もなく、いわば「名前は鼓山祭じゃろう」ということで決まったと記憶しています。