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着物の羽織・掘りごたつ・書…歴史がぎっしり。
勝山「つながり」ギャラリーへようこそ…
 
のれん・あかり・壁の額・・・ひとつひとつのお話を聞いたみたい!
新町商店街
旅 館
朝日屋

真庭郡勝山町勝山


創業のきっかけを教えてください。

ひいおじいさんが昔、食堂をやっていて昭和10年頃に旅館を始めたんだよ。

仕事の中での苦労を教えてください。
昔の冬は寒くてお客さんが来たら部屋が寒いから炭をおこしたり、こたつの火や風呂の支度が大変だったねえ。

仕事の中での喜びを教えてください。
都会から来た人にいろいろな話を聞けたり、礼状が来たり、いろいろな人に出会えます。先日もユニークな書道をされる方が宿泊され、書をプレゼントしていただきました。



このお店ののれんの意味は何ですか?
特にあまりのれんの意味はないけど、家も古いので、店の中も古いものを多く使って飾り付けをしています。

掘りごたつ
古い建物は一枚天井で、2階の暖房のための掘りごたつが1階の天井から出ている。町並み保存地区のろまん亭にも掘りごたつが!?

  ユニークな

  玄関入ってすぐ・・・「かわいい!」がズラリ

          ちりめん細工

お雛まつりの時季はたくさんのお客様を楽しませる    人形さんたち

大正時代からの時計

中尾さんのお宅にも飾られてある着物の生地「つながり」の強さを実感します。

着物の羽裏…大正時代の着物かも

勝山の魅力はどんなところですか?

人情があって静かで落ち着いていて昔のものがたくさんあって町の人が優しくて、勝山に住んでいた人が都会に行って久しぶりに帰ってきたときに心が和むことかなあ。

今と昔で変わったことは何ですか?
道路が全部変わったし、昔はなかったコンビニができてきてお客さんが商店街をあまり通らなくなったね。
でものれんを掛けたり、おひな祭りとかの行事で活気が出てきた様です。


「元気」になる言葉を教えてください。
元気になる言葉は「健康第一」だね。元気の源は人と付き合い話をすることかなあ。


久世の毎来寺の住職さんの作品です。とても気に入っています。
「ひな祭り」は勝山にとってどんな行事ですか?
お雛まつりは勝山にとって大きい行事で他のところからも人が多く来てくださり、一番にぎわって町おこしとして成功していると思う。この行事を続けるためには来る人も招く人も楽しむおもてなしの心が大事だと思うよ。

「だんじり」は勝山にとってどんな行事ですか?
だんじりのときは都会から若者が帰ってくるから、若者をひきつけるいい行事ではないでしょうか。

これから勝山はどうなっていくと思われますか?
どうなっていくかは分からないけど、やっぱり良くなっていってほしいですね。それでもしできるなら勝山の若い者に残ってもらい、挨拶のできる落ち着いた町になっていきたいです。観光に来られる方にはいろいろな行事で町を歩いていただき、勝山のことを知ってもらい、勝山の見ていないところをたくさん見てほしいです。


真庭市になりますが勝山への想い残してゆきたいものなど教えてください。
長い間、勝山に住んでいるから、おひな祭りやだんじりをこのままのイメージで残していくことかな。

        高瀬舟       
              
         商売繁盛
 

古い着物から生まれた温かいちりめん     
今年は申年…見ざる・聞かざる・言わざる 座布団?は帯から生まれました。

お雛様…手前の布から生まれる。左の小さな布地はお雛様の襟元となる。

お雛まつりを広めるために、商工会でちりめん細工の教室も開かれます。


僕がもらった元気は「気持ち」という元気です。どういえばいいのか分からないけれど、その一言一言に気持ちが込められていてどの話も印象深い話だと思いました。
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