introduction 学校紹介

校長挨拶

岡山県立勝山高等学校長 

岡山県立勝山高等学校のホームページへようこそ。

「おはようございます!」 「こんにちは!」 「ありがとうございます!」 

校内にあふれる笑顔。いつも聞こえてくる元気な挨拶の声。真剣な眼差し。岡山県立勝山高等学校は、そんな生徒の姿に象徴される素敵な学校です。

自分の適性を見出し、生涯にわたって社会をどう生きていくか、それを考えて準備をするのが高校の3年間。勝山高校には、その3年間を支える仲間の存在と学びのプログラムがあります。

本校は114年の長きにわたり、地域や世界で活躍する人材を輩出してきました。明治44年、勝山町立勝山実科高等女学校を起源とし、大正10年に県下で8番目に成立した旧制中学校である岡山県勝山中学校の流れをくむ、岡山県内屈指の伝統校です。戦後の高等学校再編を経て、県立普通科高校として躍進、昭和37年には商業科を併設しました。時代の流れと地域のニーズに応え、令和5年度から再び普通科単科高校として再スタートを切りました。

長年にわたる試行錯誤により積み上げられた本校の教育活動は、「夢現プロジェクト」を中心とした課題発見・解決型学習として確立されています。学校設定教科「夢現」を基軸とする教育課程は、教科の基礎学力の上に”生きる力”として積み上げられ、多くの生徒が自己の進路を切り開くための知的裏付けとなっています。

卒業後、就職を目指す生徒へは、半世紀にわたる商業科の先人たちが切り拓いてきた就職先から多くの求人をいただいています。国家・地方を問わず公務員を目指す生徒も多く、就職指導の体制も確立されています。

専門学校進学を目指す生徒については、教員が積極的に学校訪問を行い、的確に助言できる体制を作っています。 

もちろん、四年制大学の全学部に対応できるカリキュラムと指導体制も整っています。その中でも教育職に特化した「教員養成プログラム」では、小中高の教諭、幼稚園教諭・保育士への夢を実現するために、岡山大学教育学部の先生方や大学生、現職の小中学校の先生方との交流、近隣小中学校でのインターンシップ等、多様で実践的な活動を設定し、教員への夢の実現につなげる取り組みを行っています。すでに多くの実績と成果をあげ、多数の優秀な教員・保育士を岡山県内外に輩出しています。 

「社会の中で自分はどうあるべきなのか?」「この時代をどう生きていくのか? 」

私たちを取り巻く環境は急速に変化し、どんどん複雑さを増しています。先が見えない時代を生き抜く、そのために「ぶれない自分」を見つける。勝山高校にはそのヒントと教育実践があります。

これからも勝山高校は生徒の「夢の種」を芽吹かせ、大きく育てるための教育活動を展開してまいります。応援をよろしくお願い申し上げます。