introduction 学校紹介

校長挨拶

岡山県立勝山高等学校長 池田浩規

 岡山県立勝山高等学校のホームページへようこそおいで下さいました。

 勝山高等学校は明治44年、勝山町立勝山実科高等女学校を起源とし、大正10年に県下で八番目に成立した旧制中学校である岡山県勝山中学校の流れをくむ、岡山県内屈指の伝統校です。
戦後の高等学校再編を経て、県立普通科高校として躍進、昭和37年には商業科を併設し112年の長きにわたり、地域や世界で活躍する人材を輩出してきました。

 高校生にとって3年間という時間は濃密です。生きていく上で必要となる力や、高等な学問の基礎を学ぶ重要な期間です。その中で自分の適性を見出し、生涯にわたって社会をどう生きていくか、それを考えて準備をするのが高校の3年間だと思います。そして勝山高等学校には、それを支える多様な学びが蓄積されています。
 長年にわたり試行錯誤し、積み上げられた本校の教育活動は、「夢現プロジェクト」を中心とした課題解決型学習として確立されています。学校設定教科「夢現」を基軸とする教育課程は5教科の基礎学力の上に、生きる力として積み上げられ、多くの生徒が自己の進路を切り開く知的裏付けとなっています。
 卒業後、就職を目指す生徒については、半世紀にわたる商業科の先人たちが切り拓いてきた就職先から多くの求人をいただいています。また、国家・地方を問わず公務員を目指す生徒も多く、就職指導の体制も確立されています。
 専門学校進学については、教員が積極的に学校訪問を行い、的確に助言できる体制を作っています。
 四年制大学の全学部に対応できるカリキュラムと教員の指導体制も整っています。その中で教育職に特化した「教員養成プログラム」は岡山大学教育学部との連携協力により実績と成果をあげ、多数の優秀な教員・保育士を岡山県の内外に輩出しています。小中高の教員・幼稚園教諭・保育士まで勝山高校では在学中から多様で実践的な活動を設定し、進路実現につなげる取り組みを行っています。

 先が見えない変化の多い時代にあって「この時代をどう生きていくのか? 」そのヒントと教育実践が勝山高等学校にはあります。これからも勝山高等学校は地域の「知の拠点」としての教育活動を展開してまいります。応援をよろしくお願い申し上げます。