夢現プロジェクト合同発表会
1月28日(水)に勝山文化センターポンテホールにて、勝山高校普通科1・2年生、ビジネス科3年生による「夢現プロジェクト合同発表会」が行われました。また昨年に引き続き、勝山中学校2年生による「職場体験」の発表もありました。
1年生は、地元である真庭市について「落合・北房コース」「久世・勝山コース」「湯原コース」「バイオマスコース」の4つのコースに分かれて調査を行い、それぞれの代表班は今回の発表に向けて準備を進めてきました。どの班も工夫を凝らしたスライドや発表の仕方で、自分たちの学びの成果、そして真庭市の地域の魅力を伝えました。
2年生は、一人ひとりの自分で興味・関心が強いテーマについて研究を進めてきました。代表に選ばれたテーマは「土踏まずの有無は走る速さに関係あるのか」「音楽が学習に与える効果」「臓器移植のドナーはなぜ少ないのか」「理想の英語教育」「田舎のお年寄りはなぜ元気なのか」「理論上の実験とその実用性」の6つです。それぞれがテーマに沿った課題やその解決法、新たな発見などを、スライドを使ってわかりやすく説明し、下級生は真剣な表情で2年生の発表を聴いていました。
ビジネス科3年生は、課題研究として行ってきた「勝山の観光」と「商品開発」の2つのテーマについての発表を行いました。「勝山の観光」では、勝山の観光マップを制作するにあたり、高校生の視点を取り入れ、勝山の観光スポットやお店の紹介をふんだんに盛り込んだ、魅力溢れる観光マップを発表しました。「商品開発」では、真庭ブランドの青大豆「キヨミドリ」を使ったプリンを商品化するという取り組みについて発表しました。商品化にあたり苦労した点や、プリン作りの工程などを、イラスト等を用いつつ、わかりやすく説明していました。
また、勝山中学校2年生は職場体験を通して学んだことや感じたことを、スライドを使ってわかりやすく発表していました。
そしてすべての発表が終わった後に、岡山大学大学院教育学研究科の宮本浩治先生から講評をいただきました。宮本先生は、課題を発見することの大切さや、課題を解決していく過程が大事なのであり、そこから豊かな学びが形成されていく、ということをお話しされ、生徒たちは真剣に話を聴いていました。
今回の発表会は、今まで取り組んできた夢現プロジェクトの集大成であり、これらの取り組みを今後とも生かしてもらいたいと思います。